読み書きプログラミング

日常のプログラミングで気づいたことを綴っています

やっぱりMac Studioじゃない?

今年1月のProject DIGITSの発表から10ヶ月弱、ようやくDGX Sparkが出荷され始めました。

LLMについて色々調べて、特にToken Generationはメモリ帯域律速だということもわかって、DGX Spark、1PFLOPSの割にきついんじゃないかという気がしていました。
ベンチマーク結果は、M3 Maxと同じぐらいのようです。メモリ帯域(Spark 273GB/s, M3 Max 400GB/s)を考えると善戦。
(というか、M3 Maxチューニング足りてないのかも)

さて、値段ですが、日本では代理店経由で価格未公開が多いですが、公開しているところを参考にすると、税込70万円かそれ以上。
同等のスペックをMac Studioでカスタマイズすると、

で、税込733,800円。

AppleSSDは高速ですが、Apple税が入っているので?節約コースを考えると、

583,800円+40,000円=623,800円。DGX Sparkより安いです。

CUDAに慣れていてLLMをゴリゴリしたい人にはDGX Sparkはいいかもしれませんが、その辺りはお任せ、大きなLLMを動かして使いたいだけという人には、Mac Studioがお値打ちなようです。

一番に最初に、LLMにはMacがいいと言った人の先見の名に感心します。
当時、私も、LLMと言えばNVIDIA GPU必須やろ、さすがにMacがいいは言い過ぎと思いました。

AI PC/Copilot+ PCも基本UMAですが、Macほどその自由度が高くないようです。
NPUがメモリをフルにアクセスできなかったり帯域が絞られていたり。

というわけで、DGX Spark欲しい熱が冷めて、Mac Studioいいなぁと思いながらIntel iMacでブログを書いている今日この頃です。