(28) 均一場内の相対論的運動の厳密解
前回の問題の厳密解を求めます。
LagrangianからEuler-Lagrange方程式を導出し、積分ましょう。
/* 5.3.14m, 5.3.16m */ L : -m*c^2*sqrt(1 - (v/c)^2)-q*E*z$ sol : solve((diff(L, v) = (integrate(diff(L, z), t) + c0))^2, v)$ z : integrate(radcan(v), t), sol[1]$ z : z - at(z, t=0); solve(at(z, t=1) = 0, c0); solve(%^2, c0); z : z, %$ print("z(t)=", z)$
使用した機能
前回の摂動解との差を見ておきます。
厳密解をでTaylor展開しましょう。
/* 5.3.22m */ taylor(z, [c, t], [inf, 1/2], [2, 4]);頂点がNewton近似と比較して、低くなります。摂動計算のも近い値だったことがわかりました。
参考文献
- Crandall, Mathematica―理工系ツールとしての (アジソン ウェスレイ・トッパン情報科学シリーズ) p.120-p.125