読み書きプログラミング

日常のプログラミングで気づいたことを綴っています

Squeak 3.10

Squeak 3.10がftpで公開されました。パッケージ化が進んで、3.9からずいぶん変わった印象です。
特に、squeak-devという開発者用パッケージを入れると、World自体が変わって新鮮です。ねずみがいなくなる!(追記:始めからいませんでした。だいぶ惚けてきたようです。)ゴミ箱に隠れているんじゃないかとtrash canの中を見るのは日本人Squeakerだけでしょうか?(笑)。
squeak-devをインストールする際、MCMethodDefinition>>cleanUpがないと怒られるので、

cleanUp
  Definitions := nil.

を追加して、Debug WindowsでProceedしたらうまくいきました。
Traitsってmixinみたいなものだったのですね。以前は流行りそうという噂だけ聞いていたのですが、ブラウザにボタンまで付くとさすがにちょっと論文を眺めます。
私、基本的に継承は避ける方で、インスタンス変数に持たせて委譲を書くことが多いのですが、Traitで用意されていればプリミティブなaccessingだけ書けばいいということでしょうか。