読み書きプログラミング

日常のプログラミングで気づいたことを綴っています

Advent Calendar

囲碁AIアプリの作り方4

追記(2019/02/19) 猛烈に勘違いしていました。 AlphaZeroは、バリューネットワークの出力には[-1,1]レンジを使っていますが、MCTSでは[0,1]レンジだそうです。 talkchess.com 今までのいくつかの謎が氷解しました。 これに合わせてコードのコメントとオリジ…

囲碁AIアプリの作り方4

今日は碁盤描画周りです。間口の一番広いウェブアプリを対象にします。 JavaScriptの碁盤描画のライブラリをまずご紹介します。 eidogo: HTML5以前では事実上のデファクトスタンダードだったオープンソースのウェブアプリです。DOMで描画します。耳赤サイト…

囲碁AIアプリの作り方3

今日はちょっと変わったところで、SGFファイルを扱う方法です。SGFというのは、様々なプラットフォーム上で販売されているSmartGoというアプリケーションのファイルフォーマットです。Smart Game Formatの略で、囲碁以外のボードゲームにも対応可能なフォー…

囲碁AIアプリの作り方2

今日はニューラルネットワーク周りのご紹介です。 前回同様、技術的な話ではないです。どういう材料が利用可能かご紹介します。AlphaGo Zeroは、MCTS、ニューラルネットワーク、強化学習という組み合わせで、0から人類を遥かに超えて学習するAIです。 「莫大…

囲碁AIアプリの作り方1

1日遅れですが、一人アドベントカレンダーを始めます。 (ご協力いただける方、お声がけください) 題して「囲碁AIアプリの作り方」です。 念のため、「囲碁AIの作り方」ではありません。囲碁AI自体を作りたい方はAlphaGo論文などを読んで頑張ってください。 …